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日本心理療法研究所 カリフォルニア統合大学院 共同開催
開業心理療法家育成プログラム開講記念講演開催

グローバルな視点から21世紀の心理療法を考える

ドン・ハンロン・ジョンソン博士
Don Hanlon Johnson、Ph.D


プロフィール
  • イエール大学哲学博士(現象学)
  • カールロジャースのもとで9年間グループリーダーの訓練を受ける。
  • アイダ・ロルフに師事しボディワークを学び、以後様々なボディワークをまとめるソマティクス(身体学)および身体性を重視した心理療法の分野で、実践的・理論的指導者として活躍。
  • 1983年全米初の身体指向心理学の修士コースを設立。以後15年間ディレクターとして同プログラムの普及、発展に尽くす。
  • 現在CIIS教授。
  • 著書に「The Protean Body」「The Body: Recovering Our sensual Wisdom」。編書に「Ground works」「Bone Breath and Ges R.カールソン+B.シールド編「癒しのメッセージ」(春秋社刊)に寄稿。
  • 【ホームページ】http://www.worldpassage.net/wp/hanlon/
【基調講演】ドン・ハンロン・ジョンソン博士
【司会】   上田紀行(東京工業大学助教授)
[関東]2001年1月 7日東京グリーンパレス
[関西]2001年1月11日京都私学会館


 欧米諸国では、この30年の間に心理療法に対する一般の受け取り方が劇的に変化してきました。かって心理療法は、神経がおかしいかあるいは心が「病んだ」人のためのものと受け止められ、そこにはいつも何か恥ずかしい、人に隠しておくべきものという感じがつきまとっていました。「心理療法にかかっている」というと、普通の会社ではうまくやっていけない人だと誤解されるようなこともありました。しかしそうした事態は大きく変わって来ました。今や心理療法は、いわば小学校教育のようなものだとみなされています。大人になるのに必要な問題をどうやって扱うか、家族やコミュニティの人とどうつきあうか、子どもをどう育てるか、気分が落ち込んだ時や慢性の病気にかかった時にどうするかなど、心理療法は様々な人生の基本的な態度を学ぶ大切な場になっているのです。もちろん、精神的に危機に陥った人を援助するために心理療法が果たす役割は大きく、その役割は今後も続いて行くでしょう。けれども、寿命が大幅に伸び、多くの人にとって宗教が人生の道を説く力を失ってしまった現代社会では、健康で生き生きとした人生を送り、しっかりとした仕事をし、思いやりのある親になるための大切なサポートをするものとして、心理療法が果たす役割はとても大きなものになって来ています。

講演内容→21世紀の身体と心のケア:心理療法を日常に活かす道








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