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倫理コードについて
いずれの専門職においても必ずその専門職独自の職業倫理というものが存在します。心理療法を行うに当たってもまた、専門職としての高度な倫理観を持ちそれを遵守することが社会での信用を勝ち得るための必須条件だと考えます。
心理療法は日常生活の現実とは異なる「心理学的現実」にのっとっています。しかしその一方で、心理療法があくまで一般社会の枠組みの中で社会が必要とする一つの機能を果たしているのも確かな事実です。心理療法家の倫理コードは、クライアントの人権とプライバシーを守ることはいうまでもなく、この異なる二つの現実の間で心理療法の独自性を大切にし、臨床家がその能力を充分に発揮できる環境を整える上でも不可欠のものです。
しかし残念ながら日本では、未だ心理療法家の倫理コード及びそれをチェックする公的機関は存在しません。そもそも日本の心理療法における倫理がどのような価値観に基づいて成り立つべきかという根本的な議論さえ、十分に行われているとは言い難いのが現状です。
現在日本心理療法研究所では、APA(アメリカ心理学会)及びカリフォルニア州の制定するMarriage and FamilyTherapist「結婚および家族セラピスト」の倫理コード等を参考に、国内外の心理臨床の専門家だけでなく法律家、人類学者、倫理学者など幅広い分野の専門家の協力を仰ぎながら、日本の臨床現場に即した独自の倫理コードの制定と遵守の枠組みを行っております。またできるだけ広くみなさまからのご意見を頂けますよう、このホームページにおいてもそのプロセスを開示して参りますので、どうぞよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
日本心理療法研究所倫理綱領 草案
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