WOODFISH研究所/日本心理療法研究所 共催 レスリー・グレイ博士 講演会・ワークショップ 臨床心理学とシャーマニズムの掛け橋
講演会: 癒しの輪:個人と地球のバランスのとれたアプローチ 〜先住民の癒しと臨床心理学の統合〜
アメリカ先住民の血を引くレスリー・グレイ博士は、カリフォルニア州認定心理学博士の資格をもつ臨床心理学博士であると同時に、25年以上に渡り伝統的シャーマンの訓練を受けてきた、全米でも希有な二つの癒しの世界の専門家です。先住民の癒しの知恵と技法を現代の先端的臨床心理学に統合したシャーマニックカウンセリングの創始者として、癒しの伝統を現代社会に活かす力強い哲学と技法を語ってくれます
司会:上田紀行(文化人類学者・東工大助教授)
【日時】 2001年4月22日(日) 13時開場 13時30分開演 【料金】 5000円 【会場】 ヤクルトホール 東京都港区東新橋1-1-19
レスリー・グレイ博士は、境界例人格の治療で全米随一のハーバード大学McLean病院で実習訓練を積んで以来、境界例人格の治療など豊富な臨床経験を積んでこられました。現在個人開業を行う傍ら、カリフォルニア州最大のカイザー病院で臨床家スーパーヴァイザーを務めるなど、心理療法専門家の訓練指導にあたっておられます。特に臨床に行き詰まりバーンアウトした専門家が自らの力を取り戻すための方法として、アメリカ先住民の癒しの知恵と技法を臨床心理の実践に統合しておられます。心理療法の専門家を対象としたこのワークショップでは、特に境界例人格などの難しいクライアントにどのように接するか、またそうしたケースで臨床家が自らの力をどのように守りあるいは回復するかをテーマにします。
【対象】 心理臨床に従事されている方 【日時】 2001年4月24日、25日 AM10時〜PM18時 【会場】 池上本門寺 朗峰会館 東京都大田区1-1-1
体験的環境心理学 力・スピリット・癒し
先住民の打ち鳴らすドラムの音に誘われ、スピリチャルな存在との出逢いを果たします。そこでもたらされる知恵は現代社会を生きる上での大いなる勇気となるでしょう。非日常性の中に身を置き自分自身の宇宙と繋がり、自らの存在する意味と役割を探します。ネオシャーマニズムのマイケル・ハーナー博士は「レスリー・グレーは優れた教育を受け、大学講師とシャーマニック・カウンセラーという二重の仕事を持っている、今日でも珍しい存在かもしれない。だが伝統的シャーマンがこのおような二重の実践を行うことはますます一般的になる。」と評している。新しい形のシャーマニズムの実践を体験して見て下さい。 【対象】 一般・専門家 【日時】 2001年4月29日、30日 【会場】 池上本門寺 朗峰会館 東京都大田区1-1-1