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「学校編」は、学校内の広範囲な、しかも忍耐を必要とする困難な問題に対し、特定の介入と援助を実証する臨床家による具体的な対処法を紹介します。全4巻を通じて臨床実習を基に設計されており、これらは教育現場の教師とスクールカウンセラーを対象に、学校運営と問題行動を起すハイリスクな生徒に対する様々な援助と介入法及び実施のための知識の情報提供を目的とします。 |
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■絶賛発売中 ■各巻¥24,840(税込) ■4巻セット割引価格¥86,400(税込) |
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第1巻 |
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虐待やネグレクトの被害にあった生徒へのカウンセリング |
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ウェス・クレンショー博士(ミッドウエスト家族療法研究所所長) |
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Working With Children Who Have Experienced Neglect or Abuse with Wes Crenshaw, PhD |
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■DVD ■カラー/日本語字幕スーパー ■収録時間:103分
■商品コードDA-5001 ■\24,840(税込)
●日本語版監修:濱野清志(京都文教大学 教授) |
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虐待やネグレクトの問題は、わが国でも今日非常に大きな問題となってきています。また、この問題は現代社会の抱える問題と相当に根深く結びついていて、単にその家族だけに治療的に働きかけようとしても限界があることは誰しも気づいていることだと思います。では、どう取り組んでいくとよいのか、その手がかりをどうやって見つけるか。そのひとつのヒントを、このビデオは提供してくれています。ウェス・クレンショー博士は、この社会で何が正しく、何が過っているのか、自分の価値観を心理療法家がしっかりと持つことがこの問題には必要だと言います。そして、その姿勢を通じて、子供たちが自分自身の価値観を育てていくことを支援していきます。もちろん、自分が信じる価値観をただ押し付けるというようなものではありません。心の自然なプロセスを大切にしつつ、子どもたち自身の中にしっかりとした価値観を育てることが、虐待やネグレクトから子どもが離脱していくことにつながるのです。この働きかけは必然的に学校教育との連携を必要とします。学校に通う子どもたちのこころを守るために、ぜひこの取り組みを参考にしていただきたいと思います。 |
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第2巻 |
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「いじめ」への短期的包括的アプローチ |
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アーサー・ホーン博士(ジョージア大学カウンセリング心理学名誉教授) |
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Bullying Prevention with Arthur M. Horne, PhD |
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■DVD ■カラー/日本語字幕スーパー ■収録時間:94分
■商品コードDA-5002 ■\24,840(税込)
●日本語版監修:村川治彦(立命館大学応用人間科学研究科講師)
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昨今大きな社会問題になっている「いじめ」やそれに関わる自殺は、特定の個人間の問題としてではなく、家庭や学校、近隣コミュニティさらには社会システムなど多方面からの関わりが必要であることが認識されてきました。ホーン博士によるいじめに対する包括的アプローチは、そうした多方面の協力関係の構築や特に年齢の低い段階でのいじめに対する心理的指導や教育を強調します。このビデオの中では、いじめにあっている生徒とその家族との面接が紹介され、ホーン博士はいじめを受けている生徒が怒りの感情にどのように対処するかに焦点をあてています。視聴者の方はこの面接のあり方を検討することだけでなく、この中で示されている様々な点から、そうした多面的な関わりをどのように発展させていけるかをぜひ考えていただければと思います。 |
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第3巻 |
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高校生のための損害行動軽減アプローチ |
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メリー・E・ラリマー博士(ワシントン大学嗜癖行動研究センター副所長) |
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Harm Reduction With High School Students with Mary E. Larimer, PhD |
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■DVD ■カラー/日本語字幕スーパー ■収録時間:102分
■商品コードDA-5003 ■\24,840(税込)
●監修:村川治彦(立命館大学応用人間科学研究科講師) |
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学校の中で心理療法家は教師とは異なる立場で子供たちに接することが求められます。その時に一番大切なのは、たんに共感的に接するか指導的に接するかといった技法の問題ではなく、どのような視点で自分が子供たちに接するのかという確固たる信念です。例えばこのビデオの中では、カールソン博士も指摘しているように、一見飲酒を奨励しているように誤解される恐れのある心理療法家の応対が見られます。カールソン博士の指摘に対し、ラリマー博士は「一方的に悪い面だけを強調するよりも、そうした行動を動機付ける様々な面を多面的に検討する機会を与えることで、子供たちは自ずと問題を広く捉える機会をもつことができる」と語っています。そうした見解の根底には、たとえ自分や他者に損害を与える問題行動を起こしていても、子供たちはそれがもたらす影響について理解し、変える能力を十分に備えているという心理療法家の信念があります。その信念に同意するかしないかは重要ではなく、この短い面接の中で行われる応対を様々な視点から検討することが、視聴者が自分の心理療法家としての信念を築く一つの手がかりになることを願っています。 |
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第4巻 |
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教師とのコンサルテーション・アプローチの実践 |
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ウィリアム・グラッサー医学博士(ウィリアム・グラッサー研究所所長) |
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Consulting With Teachers with Jon Carlson PsyD, EdD, and William Glasser,
MD |
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■DVD ■カラー/日本語字幕スーパー ■収録時間:103分
■商品コードDA-5004 ■\24,840(税込)
●日本語版監修:濱野清志(京都文教大学 教授) |
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私たちの未来を支える子どもたちが今、楽しんで積極的に学校に通い、学んではいないとしたら、それは実はとても大きな問題であろうと思います。しかし、現実はそのとおりと感じさせられるのが、今日の子どもたちを取り巻く教育環境です。一人一人の子どもたちが「学校」を自分のために有効に役立てられるよう援助するには、どうしたらよいのでしょうか。それにはまず現場で苦労している教師をサポートすることからはじめなくてはなりません。このビデオでは、そういったことを真剣に考え、学校教育の活性化にさまざまな角度から関わってきた二人の心理学者が、悩みを抱える教師とそれぞれ個別に相談し、また二人を交えた教師グループでそれぞれの課題を語り合います。ロージャース派のカールソン博士と多くの学校に関わって独自の視点を洗練してこられたグラッサー博士のお二人の教師たちとのやりとりは、私たちと背景となる教育風土に違いがあるとはいえ、おおいに参考になるものです。教師が多くのことを抱え込みすぎず、今もっとも必要な行動をとることができるように、どのような働きかけが有効か、具体的なコンサルテーションのヒントを得ることができるでしょう。 |
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